2008年に台湾で公開され、台湾映画興行収入の記録を塗り替えた大ヒット作。監督は本作が劇場デビューとなるウェイ・ダーション。主演は映画初主演となったミュージシャンのファン・イーチェンと日本人女優の田中千絵。台湾最南端の町・恒春、ミュージシャンとしての成功を夢見ながらもうだつのあがらない生活を送る青年・アガは、父親の計らいで郵便配達の仕事に就くことに。日本統治下の住所「海角7号」宛ての小包を手にしたアガだったが、現在、それは存在しない住所だった。